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自衛隊の経験を生かし、開成町防災安全専門員として励む 葛西 宣則(かっさい よしのり)さん 開成町在住 61歳

掲載号:2021年6月5日号

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地域への被害 抑制を

 ○…「災害はいつ起きてもおかしくない」と、言葉に力が入る。防災安全専門員として、避難計画の作成や職員を対象にした図上訓練の実施、地域防災リーダー養成の講師などを務める。今年3月には富士山ハザードマップが改定され、溶岩流到達の可能性が示された開成町。「町や人への被害がないことが一番。有事に確実に行動できるよう、対策を進めたい」と意気込む。

 ○…定年までの約40年を、自衛隊員として過ごした。現役時代は旭川や相浦駐屯地、防衛大などに勤務し、大砲の運用や新入隊員の指導、有事の際の関係部署との連絡調整等に従事。物事に「決まった答え」はなく、結論に至る「思考過程」が重要視される自衛隊。「活動でその術が鍛えられ、有事の際にすべき行動が自然と頭に浮かぶ。今の仕事にも役立っています」とにこやか。

 ○…香川県高松市出身。幼少期は野山に囲まれた地で、昆虫採集や魚とりに明け暮れた。高校時代には先輩の誘いを受け、吹奏楽部に所属。楽典とは無縁だったが「物事にはのめりこむ性格」が奏功し、みるみる上達。「甲子園の応援に行かれたことはいい思い出」と懐かしむ。卒業後は大学への進学も考えたが、「勉強ができ、資格が取れる」自衛隊をチャンスととらえ、入隊を決意。定年後にかかわった町の地域防災リーダーなどが縁で、今の職に就くことになった。

 ○…休日や余暇には、家庭菜園を楽しむほか、ジョギングをするなど体力の維持も欠かさない。「いざというときのための訓練にもつながる。有事の際に自分が動けなかったら話にならない」と責任感の強さは人一倍だ。地域の安全をつかさどる身として、防災への取り組みは終わりをみせない。
 

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