コロナ禍の中、2度目となる来年の成人式。南足柄市、大井町、松田町、山北町、開成町は開催を決めているが、今後の感染状況が不透明なこともあり、式典の内容やそれまでの準備について頭を悩ませている。
1市4町では、自治体主催の1部と新成人が企画・運営する2部構成で行われている。今年1月の成人式では、新型コロナ感染拡大防止の観点から新成人主催の式典を中止。各市町とも対応方法も手探りの中、記念写真撮影を行わなかったり家族は別室でモニター越しの観覧、式典の時間短縮、来賓者数の絞り込みなど、これまでにない形で行われた。
最善の形模索
22年の成人式は大井町が1月8日(土)、南足柄市、開成町、松田町、山北町が1月9日(日)に開催を予定している。
南足柄市は8月31日、新成人で構成される実行委員会の1回目を開いた。市担当者は「現時点では時間短縮など考える必要がある。今年中止にした記念写真撮影は、今後検討していきたい」と話す。式典のみの開催を予定している松田町の担当者は「限られた時間内で、新成人の思い出になるようなことができるように考えていきたい」と話す。大井町の担当者は「オンラインによる開催の話も出たが、やはり会う機会を設けたい」(大井町)「新成人の人数は少ないので、広い会場で対応できると思う。感染状況次第だが、コロナ禍の中でもできることを考えていきたい」(山北町)と話す。
感染状況次第とはいえ、ある町の担当者は「今年の経験をもとに準備や対策をする時間はあるので、最善の形を模索していきたい」という声も聞かれた。
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