1月2日と3日に開催される「第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」。南足柄市立福沢小学校・足柄台中学校出身の石部夏希選手(3年)が、山梨学院大学のエントリーメンバー(16人)に選ばれた。
石部選手は10月に行われた予選会に初出場。ハーフマラソンの自己ベストを出して、同大学の2年連続35回目の本選出場に貢献した。「夏から調子が良く記録会等でも良い走りができていた。その状態を保って臨めた」と振り返る。
真面目で練習熱心
陸上を始めたのは、小学2年生のとき。友人に誘われたことをきっかけに、「速く走れるようになりたい」と南足柄市などで活動する陸上クラブ「明神クラブ」(高見澤哲代表)に入会した。
当時指導していた同クラブ顧問の杉山享三さんは、石部選手について「真面目で熱心に練習していた」と振り返る。「メンバー入りはとても嬉しい。怪我や風邪に気をつけて、本選を迎えてほしい」と続ける。
また高見澤代表は「小学生から走ってきて、夢見た舞台だと思う。当日区間エントリーされたら、全力で走って欲しい」とエールを送る。
足柄台中、相洋高校では陸上部に所属。「市町村対抗かながわ駅伝競走大会」は南足柄市代表として3回出場している。
これまで箱根駅伝は走路補助員として選手を支える側だったが今回、初のエントリーメンバー入りを果たした。自身の強みは「自分のペースで走れること」。フラットなコースを得意としていて、希望区間は地元の南足柄市に近く、青春時代を過ごした小田原市を通る4区または7区だという。
箱根駅伝は当日メンバー変更があるため、出場できるかは現段階では未定。石部選手は「地元の方にテレビ等でぜひ応援いただけたら嬉しい」と話した。
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