足柄版 掲載号:2014年2月22日号 エリアトップへ

丹沢・塔ノ岳登頂4500回を達成した 畠山 良巳さん 大井町上大井在住 60歳

掲載号:2014年2月22日号

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丹沢のチャンプ

 ○…丹沢山系の塔ノ岳にある山小屋「尊仏山荘」に、「歩荷(ぼっか)(山小屋などへ物資を運ぶ仕事をする人)」として通い続け、2014年2月8日の登頂で、4500回の節目を迎えた。多くの登山愛好家から「丹沢のチャンプ」と称され、親しまれている。「4500回を達成できて素直に嬉しい。その日は20年に一度の大雪が降った日だったが、そういう状況でも登れる力がつくまで、ひとつのことを続けてこられた自分をほめてやりたい」

 ○…岩手県出身。集団就職で日立製作所に入社。戸塚工場から小田原工場への転勤に伴い、95年に大井町へ転居した。趣味のマラソンで各地の大会へ出場していた頃、同僚に誘われ、秦野市の「丹沢ボッカ駅伝競走大会」に出場するも初挑戦の壁は厚く、区間で最下位に終わった。悔しさを晴らすように、走るステージを市街地から山道へと移した。登山道に顔見知りが増え始めた頃、年間最多登頂記録を持つ先人と出会った。「自分もすごい記録を作ってみたい」。そう思ったのが16年前だった。

 ○…「年間で平均すると280回くらいは登っています」。歩荷の仕事はボランティア。2交替勤務の忙しい合間を縫い、燃料や食料など約40kgを山小屋まで運ぶ。1日に4回登ったこともあった。「心の拠り所に」と、出勤前に小田原市内のお寺に通い、住職と一緒にお経を唱えるのが日課。「山では身体を鍛え、お寺では心を清め、会社ではしっかりと働いてお給料を頂く。これが自分にとっての3本柱です」

 ○…「年金がもらえるようになったら時間的にも余裕ができるので、いろいろな所に旅行してみたい。カラオケや料理教室とかもいいね」と、還暦を迎えても、新しいことに挑戦する意欲は旺盛。山登りについては「とりあえずは5000回を目指したい。80歳まで、あと20年は登れるかな」とニヤリ。チャンプの根源が垣間見えた。

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