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足柄 社会

公開日:2022.01.29

小田原市消防
火災増加で注意喚起

 小田原市消防本部がこのほど2021年に管轄内(小田原・南足柄市、中井・大井・松田・山北・開成町)で発生した火災件数の速報値をまとめた。これによれば、21年の火災件数は90件で、前年の67件に比べて23件多かった。主な原因は放火(疑いを含む)が16件、たき火が12件、コンロが8件。また月別では2月が19件、1月が14件と多かった。

 今年もすでに1月12日までの段階で管内で建物火災が4件発生、死者も1人出ている。同本部によると発生件数は昨年同時期よりも多いという。同本部は「暖房器具の取り扱いなど、火の元には十分注意して」と話す。加えて11年に全ての住宅に設置が義務化された「住宅用火災警報器」が火災の早期発見につながると言い「定期的な点検を」と呼びかける。

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