大井町を拠点に活動するサッカークラブ、エスペランサFC=写真=が5月4日に行われた「JFAバーモントカップ第32回全日本U-12フットサル選手権」の県大会で初優勝し、8月に開かれる全国大会に出場する。
県内24クラブが出場した県大会で同クラブは、1回戦で昨年度優勝のFCパーシモン(川崎市)を退けると、「初戦をモノにできれば決勝までいける」と見ていた松村勝正総監督の読み通り、順当に駒を進めた。迎えた決勝では、ヘラクレス大磯ジュニアを相手に持ち前の攻撃力が爆発。前半に5点を奪い、8対2で下して頂点に立った。
他のクラブが人工芝の専用グラウンドで練習環境を確保したり、セレクションなどで選手を集めて強化する中、同チームは相和小グラウンドや小田原アリーナでサッカーとフットサルの練習に励んでいる。設立当初から変わらない「サッカーを楽しもう」というコンセプトに惹かれて、足柄上エリアの児童40人が在籍している。
全国大会に向け、キャプテンの今井翔晴くん(上大井小6年)は「1つでも多くの勝利をつかめるよう、チーム一丸となって最後まで走り続けたい」と意気込んだ。
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