県政報告 暮らしを守り、支える 神奈川県議会議員 杉本とおる
県内では7月20日、初めて新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が1万人を超えました。第7波の感染拡大はとてつもないスピードで広がっています。こうした中、県は医療提供体制の強化を図るなど対策を進めています。みなさんも引き続き、症状が出た時は外出しない、適切なマスクの着用、室内の定期的な換気など、基本的な感染防止対策の徹底に努めていただきますよう、お願い致します。
寄り添う心で
県議会が6月14日から 7月21日まで開催されました。いくつかのテーマについて、ご報告いたします。
まず、ウクライナ情勢の対応です。県はいち早く「ウクライナ避難支援相談窓口」を設置し、さらに多岐にわたる相談を受け付けるために「ウクライナ避難民の受入に関する支援チーム」を発足させています。今後も、避難民の心に寄り添い、きめ細やかで機動的な支援を行っていきます。
また、ウクライナ情勢の不安定化に伴う原油価格や物価高騰、そしてコロナ禍によって、厳しい環境に置かれた生活者や中小企業・小規模事業者等を支援するために「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」を策定しました。それにより、生活困窮者対策や事業者への支援を実施することとしています。主な事業は▼生活困窮者や困難を抱える女性、引きこもり家庭等を支援する団体に対し、協力金▼高齢者団体やケアラー支援団体の活動を支援するため協力金▼市町が実施している子育て世帯への包括的な支援に対し、補助▼貨物運送業者やバス・タクシーへの燃料価格高騰に対する支援▼中小企業等の資金繰り支援として、信用保証料の補助拡充―です。
次に障がい者福祉についてですが、当事者の心の声に耳を傾け、お互いの心が輝く「当事者目線の障がい福祉」を実現するため、条例の制定に向け動き出しています。理念や目的、責務を市町村や事業者が共有すると共に、必要な施策を確実に実行でき仕組みづくりが必要です。
最後に、高齢者を中心としたスポーツ、文化、健康と福祉の総合的な祭典「ねんりんピックかながわ2022」です。11月12日から15日まで、県内26市町を会場に32種目のスポーツや文化の交流大会が行われます。神奈川県では初めての開催となります。
大会テーマに掲げる「神奈川に咲かせ長寿のいい笑顔〜未病改善でスマイル 100歳〜」の実現につながるよう、開催機運を高めてまいります。
厳しい生活環境を打開していくためにも、国とも連携を取りながら力を尽くして参ります。
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