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町田 社会

公開日:2026.04.30

セミは都市では夜も鳴く? 都立大や玉川大らグループが調査

  • 観測に用いられた機器

    観測に用いられた機器

 東京都立大学大学院の大澤剛士准教授や学生、麻布大学の新田梢助教、玉川大学・関川清広教授らの研究グループが先ごろ、セミが都市域では鳴く時間を変化させていることを確認。研究成果を英文誌上で発表した。

 2024年6月下旬から8月末にかけて、町田、八王子両市や相模原市の計6地点(都市域3地点、緑地域3地点)で自動録音装置を用いて調査したもので、6種のセミ(ニイニイゼミ・アブラゼミ・ミンミンゼミ・ヒグラシ・クマゼミ・ツクツクボウシ)を確認。種によって初鳴きの時期や鳴く時間帯に違いがあることが判明する一方で、アブラゼミとニイニイゼミは夜間光(夜間照明)のない緑地域では昼間のみ鳴き、光がある都市域では夜間にも鳴き声が記録されたという。

種ごとに異なる

 研究グループは「それ以外のセミは調査地にかかわらず夜間の鳴き声はほとんど確認されなかった。セミ類の都市化に対する感受性が種ごとに異なることを示唆する結果。都市化はセミの分布だけでなく、いつ鳴くかという行動の時間帯にも影響を及ぼしている可能性がある」と分析する。都市の夜間照明や高温化が昆虫の活動リズムに影響を与える可能性が示されたことに対しては、「セミの鳴き声は単なる『夏の風物詩』ではなく、都市化に伴う生態系の変化を映し出す指標の1つになり得ることが分かった」としている。

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