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公開日:2022.12.10
ライブ・イン・山北
「ぶち上がれ」高校生バンド
3年ぶりに一般公開へ
足柄上地域にある5校の軽音楽部の高校生による音楽イベント「ライブ・イン・山北」が12月11日(日)、山北町立生涯学習センターで開催される。今年は、3年ぶりの一般公開。高校生バンドが晴れの舞台で躍動する。
足柄、大井、立花学園、山北、吉田島の各高校からバンド13組が出演する。各校の持ち時間は30分。オリジナル曲、カバー曲など、各バンドが自由に選曲したセットリストを組み、日頃積み重ねてきた練習の成果を披露する。
13組の中で「トリ」を務めるのは、足柄高校の「Big Baby`s」。手代木(てしろぎ)一緒(いお)さん(ドラム)、橋本晃征さん(ボーカル、キーボード)、浅倉大智さん(ギター、コーラス)、窪倉和也さん(ベース)の2年生バンドだ。イベントの実行委員でもある手代木さんは山北町在住でもあり「地元の友だちにも見に来てほしい。最高に『ぶち上げたい』」とやる気をみなぎらせる。
コロナ禍は、音楽に青春を懸ける全国の生徒たちから自由なライブ演奏の機会を奪った。橋本さんは「ライブに飢えていた。観客を入れた会場で演奏できるだけでも幸せなことです」と声に喜びを滲ませる。
感染防止対策も
イベントは、地域の軽音楽部の高校生に活動発表と交流の場を提供しようと、1997年、山北町青少年指導員の提案で始まった。各校の生徒や担当教諭、青少年指導員、町職員らからなる実行委員会、町青少年指導員協議会、町教育委員会が主催し、毎年12月に開催している。例年、約250人が来場してにぎわっていたが、近年はコロナ禍のため一般公開はせず、規模の縮小を余儀なくされていた。
今回、実行委員会は感染拡大状況を見ながら、一般公開での開催の可否について検討してきた。出演する生徒たちの「大きなステージでライブができる機会は中々無い。やるからには、いろんな人たちに見に来てほしい」と思いもあり、換気やマイクの消毒など感染防止対策を施した上で、3年ぶりに一般公開形式での開催を決定した。
実行委員の一人で同協議会の武井靖雄会長は「高校生の元気な演奏を応援してほしい」と話した。ライブ・イン・山北の開催時間は午後1時から4時15分まで。入場無料、事前予約不要。
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