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公開日:2023.06.17
吉田島高校家庭クラブ
弥一芋コロッケを開発
あじさいまつりで販売
吉田島高校生活科学科の有志で構成する「家庭クラブ」がこのほど「弥一芋コロッケ」を開発し、開成町あじさいまつりで販売している。メンバーの鍵和田千晶さん(17)は「一つ一つ丁寧に作ったので、町内外の人に美味しく食べてほしい」と話す。
弥一芋を使ったコロッケの開発が始まったのは昨年。課題研究の一環で当時3年生だった同クラブの生徒が地元の特産品を用いた食品の開発を考えていた際、通常廃棄される弥一芋の親芋に着目し、有効活用の手段としてコロッケの開発が始まった。
代が替わり、クラブの活動を決める会議の中で副会長の室水春香さん(18)があじさいまつりで弥一芋のコロッケの販売を提案。販売に向けた準備が始まった。
具材には弥一芋のほか、同校で採れた玉ねぎや同校で作られた吉高みそ、特産品の足柄牛など地元のものを使用。「せっかく弥一芋を使うので、他の食材も地元のものを使えないかという思いで開発を進めてきた」と室水さん。子どもから高齢者まで誰もが食べやすく、食べ歩きに適した大きさなど、弥一芋の特性を見ながら試行錯誤を繰り返した。
初日は午前中に完売
完成したコロッケは、あじさいまつり初日の6月10日に500個を販売し、昼までに完売。同校の阿出川公恵総括教諭は「生徒は売れ行きに驚いていた。お客さんから『美味しかったよ』と声がかけられることもあり、やりがいを持って販売できたと思う」と話す。また、内田歩教諭はコロナ禍の影響で一般の人に食品を販売するのが初めてであるため「この機会を通して、味や衛生管理の知識はもちろん、人とつながること、学校と地域が共存しているということを学んでほしい」と語る。
17日(土)、18日(日)も各日500個限定であじさいまつりで販売する。1個50円。1人1個まで。
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