戻る

足柄 トップニュース社会

公開日:2023.07.01

松田LC
54年の活動に終止符
会員減などで解散

  • 最後の例会で解散について話す柴田さん

 大井・松田・開成地区を中心に奉仕活動等を行ってきた松田ライオンズクラブが今年6月をもって解散した。54年の歴史があるが会員減少などで若年層メンバーの割合が高まり、本業とクラブの両立が難しいことなどが主な理由。

 クラブの結成は1969年6月。秦野ライオンズクラブをスポンサークラブに52人で活動をスタートした。

 地域の清掃活動や献腎・献眼のドナー登録や献血の協力呼びかけをはじめ、幼稚園・保育園の遊具の塗装補修ボランティアや松田山での桜の苗木の植樹、不要な眼鏡を回収、世界の子どもや大人に贈る活動などを続けてきた。

 しかし50周年を機に長年活動してきたベテランメンバーのほとんどが退会。直近では21人に減少。新たに加わったメンバーも40〜50代が多く、平日の昼に活動することもあるクラブの役員を担うことが難しく、近年は役員選出に苦労していたという。

 22〜23年度会長の柴田明訓さんは「今年も、7月からの新年度の役員が決まらず5月の理事会で協議した結果、解散という運びになった」と説明。1年以内であればクラブを復帰させることも可能だが「難しい」と語り「ボランティアが好きな人が集まっているので、クラブを続けたいという声もあった。残念の一言」と続けた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

足柄 トップニュースの新着記事

足柄 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS