戻る

足柄 社会

公開日:2023.07.29

松田署員が水難救助訓練
事故発生時の対応学ぶ

  • ゴムボートの動かし方を学ぶ警察官

 松田警察署は7月19日と20日、夏休みを前に水難事故の救助訓練を松田小学校プールで実施した。20日の訓練には12人が参加。署員らは着衣での泳ぎやライフジャケットや浮き輪、ゴムボートなどを使用した救助方法を学んだ。

 訓練は昨年に引き続き2回目。地域課の矢野純一係長は過去に水難救助に出動した部下が川に飛び込んだ際に殉職しており、警察官に正しい救助方法を学んでもらおうと企画したもの。参加した柳下花梨さんは「出動する際は今日学んだことを生かしたい」と話した。

 松田署管内では7月20日現在で水難事故が2件発生。酒匂川でアユ釣りをしていた男性が流されて死亡する事故と、柵の無い用水路に転落し流されて死亡した事故だった。矢野係長は「松田署管内では酒匂川での水難事故が多い。釣りや川遊びではライフジャケットを必ず着用すること。こどもの場合は親が絶対に目を離さないこと。また、ダム放流などによる増水に注意することなどが重要」と話している。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

足柄 ローカルニュースの新着記事

足柄 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS