決断力と柔軟性持って 大井町議会議員 山崎まさひろ
地域の皆さまにおかれましては、良き新春をお迎えのことと存じます。
この時期、おせち料理やお雑煮を食べる方も多いと思いますが、窒息事故に注意です。高齢者が餅をのどに詰まらせる事故は毎年、三が日に集中しています。あらかじめ食べやすい大きさに切る、少量ずつよく噛んで食べる、食事中は周囲が様子を見守るなどの対策を心がけましょう。
まちの特徴は?
さて、私はまちづくりで特に大事なのは、判断と決断だと考えます。判断は、ある基準や論理などに基づいて客観的な決定を下すこと。一方、決断は方針をきっぱり決めることで、時に合理性がない状況下であっても、進むべき方向性を打ち出すことです。常にこれらはセットで、言い換えれば時代を読み、変える柔軟性です。これなくして、まちの特徴は浮かびあがりませんし、時代に置いていかれてしまいます。
教育がカギ
近年「人口を増やすことがすべてを解決する道」かのように、語られることが多いです。しかし、私は故郷を離れた若者たちを再び呼び戻し、子育てをしてもらうことをまず大切にすべきと考えます。空き家解消などにもつながるでしょう。カギは「教育」です。
連携型の小・中一貫教育、ICTや英語に特化した課題解決型授業―。導入は各地で進んでいますが、工夫と組み合わせで「大井だけ」のオリジナリティを出す余地があります。
議員定数削減
今年9月の改選から議員定数が1削減され、14が13となります。小規模自治体で町政課題に対する認識に大きなズレはありません。ならば、規模に合わせた数を意識し、労働環境の柔軟性を高める方にシフトすべき。その方が多様な人材の町政参画が期待できます。
想定は十分か
近年自然災害の頻発化、激甚化が著しいです。災害対策の基本は最悪を想定することです。国や県市町村で役割分担は整理されていますが、それで安心しているようでは他人任せもいいところ。自らも拠点病院も被災し、ライフラインは寸断される中で、膨大な作業に追われることになります。もっと連携とイメージの共有に時間をかける必要があります。さらに忘れてならないのは、発災する前と発災した後、危機想定は2段階だということです。
圏域で人を呼ぶ
富士山と酒匂川は、町を代表する観光資源だといえるでしょう。同じように、近隣市町にも素晴らしいスポットはたくさんあります。連携し、圏域として人を呼び込むために中心を貫くテーマが必要です。富士山、酒匂川、御殿場線…。まだまだありそうです。
情報発信が全て
どんなに素晴らしいモノやコトも、知られていなければ、ないと同じです。HPと広報と、行事を知らせるSNSでは限界があります。情報発信してくれる人を大切にすべきです。
民意実行。これは私が議員となってから常に自身のど真ん中に据えている思いです。今後も町民の代表者であることを常に忘れず、挑戦し続けます。
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