ソーラン山北実行委員会の委員長を務める 望月 洋子さん 山北町岸在住 57歳
楽しく伝統を残す
○…23年前にまちおこしの一環として誕生した「ソーラン山北」。桜まつりに合わせて山北駅前で毎年春に行われる「よさこいフェスティバル」には町内外から25チームが出場し桜の下で踊りを披露。自然と文化が生み出す華やかなステージは出演者、来場者ともに好評を博している。
○…2チームを掛け持ちするなどソーランへの熱意が認められ、4年前に町内のチームをまとめる実行委員長に就任。かつて町内に12あったチームが半減した現状を受け多くの人が楽しめるようにと振付が簡単なアレンジバージョンの曲を作成するなど委員長として普及を進めてきた。各チームが持ち味を生かして毎年新しい振付や曲に挑戦しており「創意工夫できるのがソーラン山北の良さ。楽しみながらみんなの力で伝統を残したい」
○…松田中学校での演劇部の経験が活動の原点。「人前でみんなと1つのものを表現することが面白くて」。振り返れば高校では吹奏楽、短大ではバンド、社会人でも社交ダンスなど、演じる側が好きだった。子育てのため数年間は「舞台」から離れていたが、小学1年生の娘が踊っていたソーラン山北に心を動かされ、チームに入団。気づけば23年が経っていた。自分達のステージを楽しそうに見てくれる人達の顔を見ると「やめられないですね」
○…介護予防教室や体操教室のインストラクターとして町内を中心に活動中。「色んな人と接する経験ができ『楽しい』です」と顔を綻ばせる。趣味はアメリカンバイクにまたがりツーリングすること。聞けば、50歳を過ぎてから免許を取ったという。「ソーランも体操もバイクも『楽しい』って気持ちを今後も大切にしたい。自分を動かすとても大きな力になるので」
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