神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2025年1月18日 エリアトップへ

あしがら環境保全 災害時、太陽光発電を開放 南足柄市・開成町と協定

経済

公開:2025年1月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
充電器からEVトラックに電源をつなぐ加藤社長
充電器からEVトラックに電源をつなぐ加藤社長

 あしがら環境保全株式会社(南足柄市狩野)は1月10日、南足柄市・開成町との間で、それぞれ「災害時における太陽光発電設備による非常用電源の活用に関する協定」を締結した。協定は、同社が「災害で大規模な停電が発生した場合、太陽光発電設備を非常用電源として活用していただきたい」とする声掛けがきっかけ。

 同社は脱炭素化への取り組みの一環として、自然エネルギーを主電源とするリサイクルプラントを昨年7月に完成させ、今月、屋上に太陽光パネルを設置した。協定では、災害時に地域のEV車に急速充電器を開放、リサイクルプラントを災害廃棄物回収・処理などの拠点とすることなどが確認された。

 式典で加藤誠一社長は「多方面からの協力に感謝します。少しでも地域のお役に立てれば」と挨拶。加藤修平市長は「脱炭素だけでなく、災害対応も見据えた素晴らしい取り組み」、山神裕町長は「今後も住民、民間事業者と協力して脱炭素への取り組みを強化したい」と話した。

 同社によれば、屋上の太陽光発電は連携出力は39・6kW。年間想定発電電力量は同社の年間電力需要のおよそ5割に相当する約5万kWhだという。その電力を活用したリサイクルプラントとEVトラックの運行が始まっている。

協定式で挨拶する加藤社長
協定式で挨拶する加藤社長

足柄版のローカルニュース最新6

60歳からの世界一周一人旅

のんでうたってカラオケ大会

期成同盟会が発足

期成同盟会が発足

足柄峠下トンネル建設で

2月8日

南足柄中学校で万博の出前授業

災害対策本を寄贈

災害対策本を寄贈

減災を考える会が大井町議に

2月8日

南足柄市飲食店組合が総会

あっとほーむデスク

  • 2月8日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook