神奈川県は6月5日、2024年度に神奈川県所管(政令市・横須賀市除く)の6カ所(中央、平塚、鎌倉三浦地域、小田原、厚木、大和綾瀬地域)の児童相談所で受け付けた虐待相談の集計結果を発表した。これによれば、件数は過去最多の8023件(前年度比574件増)だった。
虐待の内容別では、4種類の虐待(身体的、保護の怠慢ないし拒否、心理的、性的)の内、最も多いのは心理的虐待で5005件。これには、言葉による脅し、無視、兄弟間の差別的扱い、子どもの面前でのDVなどがあたる。続いて、殴る・蹴るといった身体的虐待が1377件、家に閉じ込める、食事を与えないといった保護の怠慢ないし拒否が1572件、性的行為の強要など性的虐待が69件だった。
通告経路は警察(43・5%)からが最も多く、家族・親戚(14・5%)、学校等(11・6%)、近隣・知人(9・6%)が続いた
対象の年齢は、小学生未満の乳幼児で計3050件、小学生が2757件、中学生が1329件、中学卒業以上が887件だった。
県西地域の2市8町を管轄する小田原児童相談所の同年における相談受付件数は、933件だった。
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