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公開日:2013.04.19

岩手から最大100トン箱根町
魚網受け入れ 畑宿で説明

  • 受け入れ先として検討中の最終処分場(畑宿)背後右は二子山

  • 洋野町の魚網(昨年7月)

 箱根町が岩手県洋野町の被災魚網(最大100トン)を、畑宿の第2一般廃棄物最終処分場に搬入することを検討している。20日頃住民説明会を開く予定で、地域の了解が得られれば試験的な搬入を始める方針だ。



 県内初となった受け入れ表明について山口昇士町長は「東北の人々を含めた観光客のおかげで箱根は発展してきた。このような時だからこそ、復興のためにできる事は積極的に協力すべき」と説明した。町議会への説明の席では一部から風評被害や放射線について質問が上がったものの、反対の声は少なかったという。



 洋野町は福島第一原発から300Kmほど離れており、魚網の放射能はいずれも20ベクレル未満(食品の基準値は1kgあたり100ベクレル以下)。現在検討されているのは、洋野町で魚網を裁断・異物を分別、袋に詰めて2万9千立方mの空きが残されている処分場で受け入れるという案。受け入れの目安として「来年3月まで」と示したが、延長する可能性がある。



 洋野町では魚網を含む約2万トンの震災がれきが山積みになっている。環境省によるがれき広域処理工程によると、神奈川県の割りあては洋野町などの魚網約千トン。県は各市町に受け入れを打診していた。県資源循環課では「箱根以外に手は上がっていないが、続いてほしい」と話している。

 

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