箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年1月30日
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湯河原町の子どもたちが来月下旬、世界一大きな絵の製作に参加する。22日に描く作品のテーマは「私たちの木」。25平方メートルの大きな布をキャンバス(計5枚)に、子どもたちが「実らせたいもの」や「木で遊びたい事」を自由な発想で描き込む。
作品はその後、サウジアラビアの子どもたちによる絵と国内85市町村の絵と縫い合わせ、7月にサウジとの国交樹立60周年を祝って東京ドームで展示。次にサウジアラビア本国でも公開される。作品づくりはこれで終わらず、最終的には「世界一」サイズを完成させて2016年のリオオリンピックでの展示を目指す壮大な計画だ。このイベントははNPO法人アース・アイデンティティ・プロジェクト(東京都大田区)が始めたもので、19年前にバングラデシュの子どもたちが世界一大きい絵を作ったのが最初。国内外でも同様のイベントが開かれている。
同法人と町PTA連絡協議会のメンバーとの間に交流があった事から、「湯河原でもできる」と構想が膨らんだという。湯小PTAで事務局の深澤里奈子さんは「子どもたちの自由な発想を形に、国境を越えて世界につながる事を体験してほしい」と話している。
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