鶴見区
公開日:2026.09.17
in 寺谷 災禍超え復活した本堂 光瑞山 天王院
寺谷の光瑞山天王院は平安時代初期の726年頃に創建とされているが、江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』には「いつ創建されたか詳細不明」と記載がされるなど深い歴史を持つ。
創建当時は現在の鶴見神社と隣接した場所に位置し、旧東海道沿いにあったことが江戸時代の絵図に記されている。
明治時代末期に汽車の煤煙が原因とされる火災で本堂が消失し、元々墓地のあった現在の寺谷に移転することになった。
第二次世界大戦の際は境内が兵隊の宿舎として利用されたと伝えられている。仏具を守るために近隣の寺院と共に土の中に埋めて隠したことも。掘り起こされて天王院に返還されたものが、他寺院のもので、寺院間で仏具の交換が起きたことがわかる。
境内には、鶴見区のカレンダーに採用されたシダレザクラやヤマザクラが咲き、秋には紅葉や金木犀で色とりどりの姿を見せる。
鶴見には歴史ある寺社が数多く存在しています。お寺について住職らに話を聞き、その魅力を紹介するコーナーです。
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