箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月29日
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箱根の森小学校(中島基行校長)に20日、丸太製の動物たちが登場した。
作者は湖畔・箱根九頭龍の森の手入れを続けるNPO法人フォレストフリーク(緒方秀行代表理事)。材料は台風や雪で倒れた木々で、赤い木肌のヒメシャラは木馬に、どっしりした桜はイノシシに生まれ変わった。同NPOが「子どもたちに木に触れてほしい」と同校に寄贈、杉製の手作りベンチ=写真左端もスクールバスの待機所に置かれることになった。
登校した児童は玄関先に現れたベンチを撫でながら「すげぇ」「かわいい」と笑顔で試乗。朝会で緒方代表は「箱根で育った木。友達になってあげて」と紹介した。
同NPOでは今年度、馬とイノシシのペアを病院や学校など5施設に贈る計画で、寄贈先を募集している。締切は8月末。問合せはメールでforest-freak@ac.auone-net.jpへ。