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公開日:2026.09.18

旧相模川橋脚 鎌倉時代の姿ARで再現 史跡指定100年を記念

  • AR画像を実際の風景に映し出すことができる

    AR画像を実際の風景に映し出すことができる

 茅ヶ崎市博物館は、旧相模川橋脚(同市下町屋)が作られた当時の姿を、現地で立体的に体感できるAR(拡張現実)コンテンツを制作した。多くの人に同史跡を知ってもらうとともに、地域文化財への親しみや理解を深めてもらうのが狙い。

 旧相模川橋脚は、1923年の関東大震災による液状化現象で、鎌倉時代の橋杭が水田内から出現したもの。橋は源頼朝の重臣・稲毛重成が、亡き妻の供養のために架けたものと推定され、頼朝はこの橋の渡り初めに出席した後、落馬してその怪我がもとで亡くなったとも伝わる。26年に国の史跡に指定され、今年は100周年の節目となる。2013年には、国の天然記念物に指定された。現在は現地で橋脚のレプリカが見学できる。

 同館には、これまでの発掘調査の成果や同時代の絵画資料をもとに橋を復元した模型が収蔵されている。今回制作されたARコンテンツは、この模型を基に作成されたもので、現地の案内板に設置された二次元コードをスマートフォン等で読み込むと、画面上に約800年前に架かっていた橋を、現場に映し出すことができる。同館担当者は「鎌倉時代に想いを馳せながら、足元に眠る歴史を感じてもらえたら」と話す。

10月20日まで企画展

 今回の企画は、同博物館で10月20日(火)まで開催されている「ちがさき今昔 ―古相模川編―」と連動したもの。かつて市の南西部を流れていた「古相模川」の流域に広がる各時代の景観に迫る内容で、旧相模川橋脚の解説や復元模型の展示、また館内には烏帽子を被ってARとともに記念撮影ができる体験コーナーも設置されている。

 詳細は同館【電話】0467・81・5607へ。

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