箱根・湯河原・真鶴版
掲載号:2018年12月14日号
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幕山梅林が見頃となる来年2月に、JRの豪華寝台列車トランスイート四季島が湯河原駅に初めて停車する。旅行代金は2泊3日で70万〜90万円(2名1室・1名料金)。ハイクラスな観光客を迎えるべく、今月4日にリハーサルが行われた。
シャンパンゴールドの車体が到着すると、乗客に扮したJR関係者が歓迎の段取りなどをチェック。駅構内にはミカンのアロマも漂わせ、改札には果実つきの鉢植も展示した。本番では駅前広場で冨田幸宏町長があいさつに立つ予定。曽我部敬駅長(48)は「さらにおもてなしを磨いてお迎えしたい」と語っていた。
乗客はタクシーで幕山に向かい、その後は熱海のMOA美術館で国宝の「紅白梅図屏風」を鑑賞。熱海駅から再び乗車し、東に折り返す。車内で1泊して長野などを巡り、翌3日目は茨城や房総の花の名所などを訪ねる。