箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年2月8日
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箱根湯本駅で4日、「登山線車内で不審人物がペットボトルの液体を撒いた」という想定の訓練が行われ、ホームの一部が緊迫したムードに包まれた。乗客に扮した20人を誘導後、防護服姿の地元消防署員が到着。マスクや防護服越しに声を張り上げながら車内に倒れている不審者(人形)を担架に乗せて運び出した。その後自衛隊駒門駐屯地の隊員が不審物をチェックしながら車両に近づき、車内やホームを丹念に除染して歩いた。登山鉄道では五輪やラグビーW杯で賑わう観光地を標的にした事件に備え2年ほど前に強羅でも同様の訓練を実施している。