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秦野

公開日:2012.06.30

地域の民話集を出版
岩田達治さん

  • 秦野のむかし話を収録

 秦野市在住の岩田達治さんが『秦野のむかし話 伝統をたずねて(西地区・南地区・上地区編)』(A5半並製本 165頁 印刷・製本(株)タウンニュース社1000円)を出版した。  岩田さんは秦野の伝説や昔話、民話の研究家。小学4年生の頃から集め続けた昔話はおよそ300話にもなり、これまでに6冊の本を出版してきた。今回出版した本は話を地域ごとに編集し直し、挿絵と一緒にまとめたもの。



 掲載話は「かりがねの姫の松」「一つ目小僧とせえのかみ」「蛇塚」「金づちだん金魚寺」など37話。岩田さんが実際に秦野を歩きながら、土地にまつわる思い出話を語る形式で書かれ、西地区「峠」や南地区「城址一色の宮」、上地区「三廻部」などの地名や神社、祭りの由来や、動物と村人たちの交流話などが収められている。



 本は島屋書店と小田急線秦野駅前のカネマス書店、渋沢の大森書店で販売中。問合せはタウンニュース社出版印刷部【電話】0463・82・6611まで。

 

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