一日密着の「公開保育」とは

　小山白ゆり幼稚園は毎月、その月に生まれた子どもたちを祝う会を開催し、保護者を招待している。誕生会のあとは教室で通常通りの保育が行われ、保護者たちは我が子の制作活動や昼ごはんを行動を共にしながら一日中見守ることができるのが同園の特徴だ。

　2025年８月27日、「公開保育」の現場を取材し、参加していた保護者に話を聞いた。

【年長児の保護者】

――「公開保育」の魅力は
　「みんなの前に出て自分の好きなことを発表するなど自己主張している姿が見られた。普段なかなか見られない。一日一緒にいて、お弁当を食べるなどして過ごせるのは楽しい。片付けとか意外とやってるんだなとも思った」

――なぜ小山白ゆり幼稚園に
　「周りの人に先生が優しいとお勧めされたから。実際に、周りの保護者も含め優しく雰囲気がいい」

まだまだある！小山白ゆり幼稚園の魅力

　小山白ゆり幼稚園は創立以来、全ての年齢の園児が一緒に遊ぶ「縦割り保育」を大切にしている。年間でカリキュラムを作成し、年齢の異なる園児同士で刺激を与え合いながら成長できる環境づくりにこだわっている。

　山崎正志園長は「年下の子は年上の子に褒められると嬉しくて頑張るし、年上になったときに今度は自分が年下の子に優しくできる。同級生といるときとは違った一面が出てくる」と話す。

教育方針

　小山白ゆり幼稚園は1976年に開園。山崎正志園長は「創業から『子どもらしく元気に育つこと、自分で考える力を身につけること、感性が育つこと』を大切にしてきた」と話す。

　「とにかく自由に遊ぶ。そうすると自然と、遊びの中で工夫したり、おもちゃを貸し借りしたり、『嫌だ』って言われたら嫌な気持ちになる経験をしたりする。そうやって子どもたちは自分で考える力を身に付ける」

　「この園は自然が豊かなのも特徴。桜や藤棚がある。何も言わなくても子どもたちが『桜が咲いた』『桜の吹雪が綺麗』『散っちゃった』と自然の変化に反応している。虫もいっぱいで、子どもたちはいつも色んなものを見つけて持ってきてくれる。自然にいっぱい触れて、いっぱい感じてくれたらいいな」

令和8年度　園児募集！

　小山白ゆり幼稚園は現在、令和8年度の園児を募集中。概要は下記の通り。詳細はこちら。

◯満3歳クラス（25人募集）
　10月25日（土）体験教室、11月8日（土）説明会
　参加申し込みはこちらから

◯年少〜年長（年少15人、年中・年長若干名募集）
　9月13日（土）10:00〜11:00説明会
　参加申し込みはこちらから


　（10月15日願書配布、11月1日願書受付）

◯幼稚園見学会随時受付中
　申し込みはこちらから

採用強化中！7年目教諭のリアルな声を取材

　小山白ゆり幼稚園は幼稚園教諭・保育教諭の採用を強化している。新卒から7年同園に勤務している幼稚園教諭の宇佐美瑠花さんに職場の雰囲気など気になるポイントを聞いた。

――なぜ幼稚園教諭に
　「小山白ゆり幼稚園の卒園児なんです。引っ越しで年長のときに入ったのですが、そのときの先生がすごくいい先生で。恥ずかしがり屋の私を受け入れ、ずっとそばにいてくれたんです」

――働く立場になって
　「1年目のときは『自分にできるか』という不安がありましたが、先生同士がすごく仲良いので、困っていたら声をかけてくれるし、聞いたらできるまで優しく教えてくれます。辛いときも『この先生がいるからやっていけそう』と思う」

――幼稚園教諭を目指している学生に伝えたいこと
　「ピアノや制作が苦手な人もいると思いますが、小山白ゆり幼稚園では『苦手だけど頑張ってね』ではなく、楽譜を簡単にしてみたりコツを教えたりしてサポートします！安心して来ていただける園だと思います」

小山白ゆり幼稚園　ベストショット集