新石川在住の地域史研究家、横溝潔さんが今月、青葉区と徳川秀忠の妻である江とのゆかりについて書いた著書『江と石川村』(音羽書房)を出版した。
出版のきっかけは、昨年放映されたNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」。主人公である江は、「旧都筑郡石川村・荏田村」(現あざみ野・たまプラーザ地域)を領地の一部としていたことを知った横溝さんは、区内各地で聞き込みを続けてきた。日頃収集した情報を2カ月かけて本に記した。
「地元もっと紹介したい」
大河ドラマの放映以降、書店では江の書籍も多数並んだが、「青葉区との歴史が書かれているものはなかったので、地元との縁を本でもっと紹介したいと思った」と横溝さん。本では、図表や写真を交えながら、石川村が領地であったことがわかる由緒書、あざみ野「満願寺」にある江と秀忠の位牌などを紹介している。本は定価735円。全国の書店で注文可。山内図書館では閲覧、販売も実施。
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