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緑区 人物風土記

公開日:2011.05.12

4月から長津田地区センターの館長に就任した
西窪 一司さん
青葉区在住 58歳

笑顔がつながるセンターに



 ○…4月に長津田地区センターの館長となった。「手編みやヨガ教室などの自主事業をもっと拡大させ、利用者に喜んで頂けるサービスの提供を行っていきたい」。新しく設置されたデジタルサイネージ(電子看板)もサービス向上の一役になると考える。「センターの情報がメインですが、今後は区や市、県の情報も載せ充実させていき、利用者を増やしていきたい」



 ○…以前はコンピューター会社に勤務。30年近く総務などの裏方の仕事に就き、主に自治会や商店街との窓口を担当した。「地域の中に企業がある」との思いから、地元の人を対象に会社見学会を開催したり、盆踊りなどの祭りに積極的に参加。警察との交通安全運動では、警官と一緒になって被り物を披露したこともあった。そこで得たものは「人はつながりを持つことで大きな力を発揮できること」。これまでの経験を活かし、新たな職場となった地区センターでは”人とのつながり”を意識していく。



 ○…現在は青葉区に住んでいるが、分区前は緑区民。これまでは田園都市線で東京方面に通勤していたが、4月からは逆方向となった。東京のにぎやかな雰囲気を味わうことが少なくなり寂しさを感じるが、「改めて見る緑区はとても緑や自然が多い」。4月に地区センターの前に咲いた桜を思い返しては「きれいだったね。でもまだ余裕がなくてじっくり見られなかった」と苦笑いを浮かべながらも「これから緑区のことをもっと勉強していきたい」



 ○…利用者に対して「気軽に声をかけて欲しいですね」と話す。何を求めているのかを知るとともに、幼児から高齢者まで全ての人が利用しやすい施設にするためだ。「そのためには、まずはスタッフ同士がコミュニケーションをとることが大事。また笑顔で対応することで利用者も笑顔になってもらいたい」。情報と笑顔を発信し生活の拠点となる”顔”が見えるセンターを目指す。

 

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