4月6日から15日までの10日間「春の全国交通安全運動」が各地で実施されているが、港北警察署でも6日、女優やタレントとして活躍する河北麻友子さんを一日警察署長に招き、新横浜駅北口駅前西広場で事故撲滅を訴えるキャンペーンを行った。
当日は、横山日出夫港北区長、陶山和美同署長から、今年の区内事故発生件数が減少している現状報告、同時に、自転車運転者のマナー向上、スマートフォンを見ながらの運転や歩行禁止を訴える話があった。
その後、小机小学校マーチングバンドが息の合った迫力ある演奏を繰り広げ、広場が盛り上がりを見せたところで、河北さんが登場。交通総務係の堀井健署員が「交通安全のために気をつけていることは?」「事故防止に役立つ反射材を知っている?」などをインタビュー形式で質問していった。河北さんは「私自身は交通事故にあったことはないですが、マナーをしっかり守っています。反射材はその存在を知っていて効果があるそうですね。みんなで協力して事故をなくしましょう」と笑顔で話していた。
前年比4件減少
港北警察署管内の今年1月から2月までの交通事故発生状況は129件で前年比4件減少、死者数も0人で昨年の2人からこちらも減少している。同署では今年1月から始めた「横浜エリアゼロ対策」が功を奏したとみている。
同対策は昨年月末の6日間に事故発生が多かったことから、月末6日間にパトカーが赤色灯を回しながらの巡回、早朝の時間帯での取り締りや街頭での警察官の見回りの回数を通常より増やして警戒を強めているもの。
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