港北区版 掲載号:2017年3月30日号

400m日本記録保持者で日産スタジアム・アスレティクスアカデミーの代表を務める

高野 進さん

伊勢原市在住 55歳

「走ることは本能」

 ○…「技術をただ伝えるのではなく、走ることの喜びを知ってもらいたい」。今年で設立10周年を迎える日産スタジアム・アスレティクスアカデミー(NSAA)を運営するNPO法人日本ランニング振興機構の代表者であり、400m陸上の日本記録保持者でもある。「走ること」に主眼を置いた教室NSAAではこの4月、会員だけでなく一般の子どもたちを招いた「かけっこ選手権」の開催を控える。

 ○…教室運営のきっかけは、女子中学生からの「走り方を教えてほしい」という手紙だった。東海大学の敷地内を利用して始めた教室はすでに10年以上続いており、現在では首都圏を中心に5校展開している。「コミュニケーションをとりながら教えられれば」と淡々と語るその眼の奥には、情熱の炎がたぎる。「急がずに、基礎の部分をゆっくりと教えていく。そうすることで陸上への理解を深めていってほしい」

 ○…中学では陸上部員だったが、気が向いたときに参加する「幽霊部員」だったとか。陸上に真剣にのめり込んだのは高校生になってから。出会った恩師・仲間たちの影響もあり、インターハイの入選を機に自分に自信がつき、大学でも続けようと決心したという。「恩師のことはよく覚えている。この出会いが大きかった」。その後はバルセロナ五輪出場など目覚ましい活躍を続け、現在も自身が打ち立てた「44秒78」は破られていない。

 ○…人生の大半を陸上に費やし、空き時間にも普及活動のための写真・動画編集を行うなど忙しい毎日を送る。それでも妻と2人の子どもを連れ遊びに行くことも忘れない。リラックスできる瞬間は「夜寝る前」。仕事を終えタブレットで調べ物をする時間を楽しんでいる。今後は教育面で五輪に向けた準備をしながら、引き続き陸上の普及活動に力を入れる。「走ることは本能。食べること・寝ることと同じ」。これからも陸上とともに走り続けていく。

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