2020年から小学校の授業で必修化される予定の「プログラミング教育」について、親子で理解を深め楽しんでもらおうと、原小学校PTA(上村健一会長)などが先月30日、児童を対象とした体験教室を同校で開いた。
プログラミングとは、意図した動作を行うようコンピューターに命令すること。必修化に向けて教育機関や企業が様々な取り組みを進めているが、指導者確保などが課題とされている。同PTAでは、各家庭でプログラミングについて理解することが大切だとして、親子で楽める教室を企画。子どもの健全育成を目的に活動する(一社)横浜すぱいすなどの協力のもと、開催にこぎつけた。
参加者が挑戦したのは、スマートフォンを利用して動かすロボット「Romo」。キャタピラーが付いており、簡単なプログラムを組み合わせることで、前進や右左折などの動きが可能になる。子どもたちは最初こそ戸惑った様子だったが操作のコツを掴むと、様々なミッションに挑戦。Romoの行動を指定し、「横断歩道の前で停止し、左右を確認してから前に進む」「テープに触れないようジグザグに進む」といった課題を次々とクリアしていった。
母親と参加した2年生の男の子は「最初は難しかったけれど、どんどん楽しくなった。(Romoを操作して)ペットボトルをいっぱい倒すことが出来たよ」と嬉しそうに話した。
この教室は定員の倍以上の応募があったという。上村会長は「また企画できれば」と話していた。
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