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中区・西区・南区 社会

公開日:2015.05.21

カレー食べて東北支援
人気店がまもなく閉店

  • 400円で提供中の「どんりゅう庵カレー」

  • 店の前で植山さん(中央)とスタッフ

 昨年7月から中区福富町で、東北復興支援を続けてきたカレー専門店「湘南カレーどんりゅう庵」が活動終了に伴い、6月末(予定)の閉店まで名物「どんりゅう庵カレー」(スープ付き)を400円で提供している。売上は全額、復興支援金として寄付される。

 同店はかつて鎌倉駅前でカレー専門店「湘南カレーゆうゆう庵」として営業し、横濱カレーミュージアムにも出店経験がある人気店だった。店主の植山竜太郎さん(51)=市内出身=は震災後の2012年3月、公益社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構(田中潤代表)=中区=の呼びかけで岩手県大槌町にカレーを提供しに訪れたことをきっかけに、わずか2カ月後には「どんりゅう庵」として大槌町に移転。現地の雇用促進を支援する他、アンテナショップだった福富町店の収益金は全て被災地の学生の修学旅行資金など復興支援に充てていた。

 今回現地と同じ価格で提供される「どんりゅう庵カレー」は、トマトベースでスパイスを利かせた逸品。植山さんが手作りし、大槌町から直送。最近は復興支援だからではなく、安くて美味しいという理由でリピーターも増えてきていたという。「最後に多くの方にお越しいただければ」と植山さん。午前11時から午後3時まで。日祝休み。(問)【電話】045・261・4430

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