市政報告 放射能不安解消への取り組み 日本共産党横浜市会議員団 あらき 由美子
市会全会一致で「脱原発」意思表明
東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故をきっかけに、多くの市民が放射能汚染の心配をしています。
市会第3回定例会で、日本共産党横浜市会議員団は「脱原発依存社会の実現に向け、原子力発電への依存を段階的に低減させる新たなエネルギー政策への転換を求める国への意見書」を提案し、10月28日付けでこの意見書は可決されました。横浜市会として脱原発の意思を表明したことは、これからの原発政策に大きな意味を持つと思います。みなさん、ぜひこの点を注目してください。
市長に申し入れ
9月11日、10月28日には、林市長宛てに「市の放射能汚染対策についての緊急申し入れ」を行いました。
主な内容は、土壌のホットスポット対策、下水汚泥焼却灰の処理、学校給食の放射線量の測定の実施、順次行われている小・中学校の測定に加え、スクールゾーンや高校・障がい者施設の放射線量測定の実施、ストロンチウムの測定の実施、放射線量基準値を川崎市並みに厳しくすること、横浜市中央卸売市場における放射性物質検査体制の拡充、などです。
申し入れにより、1日分の学校給食食材の放射線量測定実施や下水汚泥の処理を国に求めるなど改善が見られますが、まだまだ心配は尽きません。
今後も必要に応じて市に申し入れを行っていきますので、ご意見やご要望などがありましたらお聞かせください。
あらき事務所で放射線測定
子どもたちが遊ぶ公園の滑り台の下や砂場などで測定をいたします。地表1センチ・50センチ・1メートルなどでの違いを比較すると、参考になると思います。測定を希望される方はご連絡ください。もちろん無料です。また、高い数値が出た場所については、市の担当課へ連絡し対応を求めます。区内であればどこでも伺いますので、あらき事務所へご連絡ください。
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