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南区 社会

公開日:2016.09.01

「薬物依存症は病気」
当事者家族が集会で訴え

  • 参加者の質問に答える専門家ら

 薬物依存症に対する理解を深めるために、依存症者の家族が企画したセミナーが8月27日にかながわ県民センターで開かれた。

 主催は依存症者を抱える家族による組織「横浜ひまわり家族会」(岡田三男会長)で、薬物依存からの回復を支援するプログラムを提供するNPO法人「横浜ダルク・ケア・センター」=宿町=が共催した。

 前半は埼玉県立精神医療センター副院長の成瀬暢也さんが「依存症の正しい理解と回復」について講義。成瀬さんは「日本では薬物依存症が『病気』ではなく『犯罪』としてだけとらえられている」とし、依存症からの回復支援策の充実を訴えた。後半は参加者からの質問に専門家が答える時間が用意された。依存症の息子を持つ母親から「息子が結婚を考えているのだが、大丈夫か」という質問には「交際相手も一緒に回復支援に取り組んでもらう方法もある」との回答があった。

 家族会が行う一般公開セミナーは初めてで、岡田会長は「薬物依存症の家族がいることをカミングアウトできない人もいる。依存症は病気の症状だということを多くの人に理解してほしい」と語った。

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