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公開日:2012.11.29

東川島町の表装技能士
平石さん、2年連続「県知事賞」
業界の作品展で頭角

  • 今年の受賞作品の前で賞状を手に晴れやかな表情をみせる平石さん

 表装技能士の平石匠さん(東川島町在住)が、「第45回 表装作品展・掛け軸35歳以下の部」で最高賞の「県知事賞」を2年連続で受賞。神奈川県内で表装業に従事している若手技術者が競う登竜門的なコンテストで、頭角を顕す結果となった。



制作技術を評価



 平石匠さんは昨年、最も高い技術を保持する者に与えられる一級表装技能士の資格を25歳の若さで取得。「経師(きょうじ)」と呼ばれる掛け軸や屏風(びょうぶ)などの表装を手掛ける専門の職人として日々、腕前を磨いている。



 こうした表装業に従事している職人が、技術を競い合う「表装作品展」(主催・神奈川県表装経師内装協同組合)が、神奈川区にある「かながわ県民活動センター」を会場に11月6日から3日間の日程で行われた。 額やふすま、内装などの出来栄えが審査されるこの作品展の「掛け軸・35歳以下の部」にエントリーした平石さん。約3ヵ月を費やした作品は、制作技術の高さなどを評価され、昨年の同部門とあわせ2年連続で「県知事賞」を受賞した。



納得できる作品を



 「一般の部」「45歳以下の部」と3つに区分されている参加区分のうち、35歳以下の部は若手の登竜門として、審査員からの「ダメ出し」が多い厳しい部門。それだけに2年連続で最高賞(県知事賞)を受賞した平石さんの作品さえ、一部審査員からは「昨年の作品の方が良かった」といった意見もあったという。こうした声に平石さんは「確かに今年と昨年の作品を比較してみると『良くなった点』と『昨年の方か上手くいった部分』が両方ありますよ」と自己分析。素人目にはまったく分からない「掛け軸裏側の糊(のり)の加減」など、本当に微妙な部分が、出来を大きく左右するそうで「(掛け軸を)掛けた時、たわまずにピントした形になる、いわゆる『掛かり具合』がポイントなんです」と説明。自分自身、今回の結果に満足していない様で「来年も(最高賞を)狙っていきたいが、それよりも昨年、今年の作品よりも自分が納得できる作品作りができれば」と意欲をみせる。



受賞を励みに



 東川島町にある表装店の2代目として、父であり師匠でもある平石修さんと共にふすまや障子張りの仕事をこなす平石さん。「日常の仕事で下手な事ができなくなったので、今後も精進していきたい」と、今回の受賞を励みにしていた。

 

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