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多摩区・麻生区 文化

公開日:2017.02.10

看板で「振り込め」防げ
西北RC、多摩署に寄贈

  • 看板の前に並ぶ(右から)寺澤署長、関口会長、渡邊会長、吉場さん

 川崎西北ロータリークラブ(渡邊四郎会長)が先月31日、振り込め詐欺の被害を防止するための看板を多摩警察署(寺澤陽公署長)に寄贈した。

 看板は、府中県道と津久井道が交差する多摩警察署前の交差点に設置された。サイズは横3・6メートル、縦1・8メートル。デザインは「見破れ!オレオレ詐欺」というメッセージと、多摩防犯協会の関口鐘雪会長をモデルにしたイラストが描かれている。

 寺澤署長は「看板設置による被害防止の効果に期待したい」と話す。多摩防犯協会は昨年、振り込め詐欺の急増を受け新たに啓発ポスターを製作。区内の掲示板や小田急バス内への掲出など積極的に被害防止を訴え、被害件数減少の一助を担ってきた。

 西北ロータリークラブの渡邊会長は「振り込め詐欺の被害を防ぐためには、予防意識を高める呼びかけが大切だと感じる。1件でも少なくなってほしい」と話した。また、多摩防犯協会の関口会長は「老人会などで報告すると、被害の大きさに驚く人が多い。区役所職員を名乗ったり、手口が巧妙。声を掛け合うことを心がけたい」と話した。

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