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多摩区・麻生区 トップニュース

公開日:2011.06.17

向ヶ丘遊園駅
地下通路 整備へ
地元念願の分断解消 14年完成

  • 「開かず」の1号踏み切り近くに整備される

 川崎市はこのほど、小田急向ヶ丘遊園駅の南北をつなぐ連絡地下通路の整備関連議案を開会中の川崎市議会第3回定例会に提出した。周辺の駐輪場整備や道路拡幅を進め、2014年度中に連絡通路を完成させる方針。



 連絡通路が整備されるのは向ヶ丘遊園駅の下り方面生田駅側。向ヶ丘遊園1号踏み切りの近くで、ホーム先端の位置に地下通路が横断する。



 議会の資料によると、幅員5メートルの通路を歩行者帯と自転車帯に分ける計画。自転車やベビーカーが利用しやすいようにスロープを設ける。通路の南北にはエレベーターを設置する。



 整備に伴って、踏み切り近くの市営駐輪場の一部が使用できなくなり、二ケ領用水の側道と周辺に移設する計画。駅南側の道路の一部も拡幅する。完成後、踏み切りは撤去される。



 駅南北の横断を巡っては、朝の通勤ピーク時に踏み切りが遮断されている時間が長く、南北の分断が地域の課題となっていた。



 駅北口の区役所通り登栄会商店街の安陪修司会長は「北口には役所があり、南口には生田緑地があるのに分断されてきた。通路の整備は長年に渡る地元の願いだった。南口は学生が多いので、北口に呼び込むきっかけになるといい。便利になって地域活性化につながる」と期待を寄せていた。

 

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