救命救急の研修を受ける参加者ら
たま日吉台病院が18日から27日、「潜在ナース復職支援プログラム」を行った。
同プログラムには公募で集まった30代から50代の看護師・准看護師の有資格者10人が参加。注射や吸引、救急救命などについての研修や病院見学を行った。研修は和やかな雰囲気の中行われたが、参加者らの眼差しは真剣だった。
同プログラムの担当である同院の看護師・高橋久美子さんは「医療は日々進歩していき、注射や機材出しなどの感覚はすぐに鈍ってしまうもの。そうした不安を解消し、復職の意欲を高めていただくために実施している」と話す。
参加者らは「あの頃の感覚が蘇ってきた。また、新しい知識も身についた。同じ気持ちで皆でやるとお互いに頑張ろうという気になれた」と話した。
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