さがみはら中央区版 掲載号:2017年1月12日号

居心地の良い子どもの居場所と就労訓練の連携 社会

〜西門こどもレストラン〜

店内には子どもたちの楽しそうな笑い声が響きます
店内には子どもたちの楽しそうな笑い声が響きます
 中央区相模原の西門商店街で、就労支援の場として運営されている喫茶室ノスタルジー。ここでは毎月第2・4火曜日の午後5時〜7時、子ども食堂事業として『西門こどもレストラン』を開いています。子どもの食事代は無料、同伴の保護者は500円。毎回2種類のメニューから選べます。

 スタッフは就労に課題のある方で厨房や接客技術を身につけ、一般就労を目指す訓練として、ジョブコーチと共に対応しています。

地域の課題解決に取り組む居場所づくり

 「放課後の子どもの居場所が少ないという地域の課題に対して、喫茶室ノスタルジーの機能を生かせないかと思い、西門商店街の協力を得て始めました。レストランのPRには地域の子ども会にもチラシを配っていただきました」と話すのは、法人代表の久保田啓仁さん。 

 食事を終えた子どもたちの中には、他のお客さんのオーダーを取るなどの手伝いを自分から進んで行う子も。また、食事をきっかけにスタッフと学校や家庭のことを話すなど、居心地の良い自由な雰囲気です。

地域に愛着をもてる環境づくり

 子どもと接する際のポイントは「子ども同士の関係を壊さないように、スタッフが自然に悩みや子どもたちの生活状況を引き出すことを心掛けています」と久保田さん。

 また、協力している西門商店街理事長の浦上裕史さんは「子どもにとって、『レストランで手伝いができた』と一つでも自信がもてる機会が大切だと思います。また、ここでのやり取りや小さなケンカも良い思い出となって、子どもが愛着をもち、住み続けたい地域にしたい」と話されます。

 今後の目標は、中学生も集えるレストラン。中学生は授業の一環で職業体験を行うこともあり、就職支援を行ってきた法人の強みを生かし、さまざまな職業観について伝えられる場所となることを目指しています。

(問)喫茶室ノスタルジー(NPO法人ナレッジリンク)

【電話】042・810・6903

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