住みよいまちづくりを推進 新団体「まち・みどり公社」理事長に聞く
市営駐車場や銀河アリーナなど公共施設の管理・運営等を行う「(公財)相模原市都市整備公社」と、麻溝公園等の管理を担い、みどり豊かなまちづくりを進める「(公財)相模原市みどりの協会」が4月1日に合併し、「(公財)相模原市まち・みどり公社」として歩みをはじめた。同公社の取り組みや今後の展望について、長沢博文理事長に話を聞いた。
―合併後、どういった組織になるか
まちづくりにおいて建物や設備などハード面を担う組織と、みどりの普及啓発などソフト面を担う組織が合併することで、それぞれのノウハウを最大限に生かし、市民にとってより住みよいまちづくりを推進していく。
―どういった活動に取り組んでいくか
従来の施設運営に加えて、緑の維持や水源地の保守、保全活動等を強化していく。また、これまで取り組んでいたNPOや自治会ら民間団体とも連携をさらに強めることで、まちづくりに生かしていきたい。
―具体的な事例は
桜を通したシティセールスである「さくらさくプロジェクト」や、市の財産である森林を守る活動にも関与していくことで、地域振興に努めていく。
―今後の意気込みと市民へのメッセージを一言
公共施設の運営や公園の管理においても、皆様のニーズに目を向け充実したサービスを提供していく。そのためにも、市民に寄り添った団体として活動し、皆様からのご支援をいただき、活力ある地域づくりを進めていきたい。