海老名市ジュニアリーダーズクラブ(JLC)の会長を務める 高井 僚恵さん 中野在住 17歳
責任感、ただいま増加中
○…「私たちも将来こんな風になると思うと、今から楽しみです」と話すのは、30周年式典で集まった仲の良いJLC卒業生の姿を見ての言葉。式典では歴史を振り返った後、現役JLC生が互いの親近感を高めるためのレクリエーションで一気に場を和ませ、参加者も当時を思い出すように動き回り、盛り上がりを見せた。「記念すべき年に会長を務められて良かった。さらにJLCを好きになった」と満面の笑みをこぼす。
○…バーベキューやクリスマス会など、地域の子ども会で活躍する先輩たちを小学生の時から見てきた。入会したのは中学2年生のとき。初めてのイベントでは緊張のあまり頭の中は真っ白。任された子どもたちを上手く先導できず、大惨事に。忘れもしない大失敗に「これで依頼が来なくなっちゃったらどうしよう」と真剣に悩んだ経験も今では良い思い出だ。そんな彼女も今では会長として、人前でする挨拶も堂々としたもの。子どもだけでなく、大人にも指示や意見できる存在へと進化を続けている。「今は人前で緊張する事は無くなりました。慣れですかね」と、自分自身でも成長を感じているようだ。
○…歌をうたうのが好きで、有馬中学時代は合唱部に所属。学校の合唱祭では実行委員長を務めるなど、好きな事には率先して参加するタイプだという。自他ともに認める「凝り性」で、現在は好きなアイドルグループに目が無いのだとか。JLCの活動でもその姿勢は変わらず、昨年同様の企画書であっても、自分で1から作り上げる。
○…将来の夢はデザイナー。子どもの頃から食品のラッピングやパッケージを見るのが好きで、その道に進むため、専門学校に通っている。学校の課題研究が多くともJLC活動をなおざりにすることは決してしない。「毎日本当に忙しいけれど、その分、自分への見返りが大きい。やれる事はしっかりやりたい」と、大人顔負けの考え方を持つ。
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