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海老名・座間・綾瀬 スポーツトップニュース

公開日:2017.12.01

厚木東高校男子バスケ部
市内3選手がWC(ウインターカップ)へ
初の全国に向け、猛練習中

  • 左から望月さん、佐藤さん、加藤さん

 高校バスケの3大タイトルのひとつ「ウインターカップ」に厚木東高校男子バスケットボール部が神奈川県代表として初出場する。同部には海老名市在住の望月健太さん・加藤樹さん・佐藤光さんの3年生3人が所属。高校での集大成として現在猛練習に励んでいる。

 「ウインターカップ」はインターハイ・国体と並ぶ大規模な大会で、日本代表などとして活躍する選手を数多く輩出している。今年度から、これまで夏季に行われていた全国高等学校選手権大会が冬の同大会に移行されたことで、高校バスケ界最高峰の大会に位置づけられた。

 厚木東高校男子バスケ部は、夏のインターハイ県予選でベスト4入りを果たし、ウインターカップ県予選への出場権を獲得。自チームを2つに分け入れ替わりで戦う戦術「ツープラトン」を同大会から新たに導入し、選手交代を盛んに行うことで相手に的を絞らせず、アレセイア湘南(茅ヶ崎市)や桐光学園(川崎市)など強豪校との戦いを制し初優勝した。

海老名在住トリオも参戦

 ウインターカップ県予選では、海老名市内から厚木東高校に通う望月さん(国分北在住/今泉中学出身)と加藤さん(中新田/海西中)が出場。インターハイ県予選などでガード選手としてベンチ入りしていた佐藤さん(下今泉/今泉中)は、故障のためスコアラーとしての参加となった。望月さんと佐藤さんは小学生から地元の今泉ミニバスで切磋琢磨した仲で、加藤さんは中学生の時にドッジボールからの転向組。

 高いディフェンス力を誇る望月さんは、予選でもガードで奮闘。「全国大会は初めてで憧れの舞台。本番では実力以上を発揮できるよう、出場できない人の分も頑張りたい」と意気込む。

 センターの加藤さんは、予選でも自身より上背のある外国人留学生と攻防を繰り広げる活躍を見せた。「全国大会でも自分より背の高い選手と当たると思うので、リバウンドを課題にチームをサポートしたい」とコメントする。

 予選ではスコアラーとして仲間に声援を送っていた佐藤さんは、「早くけがから復帰して、ウインターカップで少しでもベンチに絡みたい」と意欲的に語った。

 ウインターカップ本選の初戦は12月23日(土・祝)に東京体育館で、高岡第一(富山県)と行われる。

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