「第22回世界スカウトジャンボリー」に参加した 小林 香菜さん 大谷南在住 15歳
謙虚な心で積極的に
○…約100年前にイギリスで発祥した「ボーイスカウト」。自然の中で子どもたちを育てる教育方法で世界中から人気が高い。4年に1度行われるボーイスカウトの大イベント「第22回世界スカウトジャンボリー」に参加。今回は過去最高の世界の国と地域146カ国、4万人以上がスウェーデンに集まり、文化交流を行った。「これを経験できて、すべてのものに感謝できるようになりました」
○…小学2年に入隊したボーイスカウト。はじめは友達との遊び場として通っていたが、活動を重ねていくうちに「社会の一人として何かしなければ」という想いが芽生えた。友達と切磋琢磨し、自分の成長を感じていく中、昨年「世界スカウトジャンボリー」の案内が届いた。「行きたい」。14歳から17歳の間しか経験できないイベント。難関の選考を見事通過し、参加を決めた。文化交流に見て、触れて、感じて「体験をしてみて、はじめて分かることばっかりでした」と何も知らなかった自分に照れ笑い。ほとんど話すことのできない英語のコミュニケーション社会。はじめは小声で話していた言葉も堂々と口に出せるようになった。「色んな自信がつきました」
○…小学5年の時、体調を崩し、優しくしてくれた保健室の先生に感動を受け「人の役に立ちたい」と憧れを抱いた。その想いは変わらず、福祉を学べる高校に進学。学校のボランティア活動に積極的に参加。料理好きなことから家庭科部、歌が好きなことから軽音楽部でヴォーカルを担当するなど、忙しい毎日を過ごす。「下手だから上手くなりたかったんです」と照れながらも目を輝かせていた。
○…約2週間の海外生活は雨が多かった。「太陽にも感謝しなければいけないことを知った」と成長を覗かせる。様々な経験をするにつれて視野を広げる重要さを実感。日本に帰ってきて、まず一言「白いご飯と焼き魚が食べたい」。隣にいた母親にも感謝した。
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