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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2026.03.27

日本農業新聞の「第2回学生写真コンテスト」でグランプリを受賞した
野本 悠太さん
県立中央農業高校在学 2年

  • 野本 悠太さん (写真1)

愛で捉えた「奇跡の一枚」

 ○…部活で世話する牛の名前は「シナモンスースー」。夕暮れの中、水浴びさせている様子を見て、「きれいだ」と思わずスマホでシャッターを切った。水しぶきがライトを反射し、神々しく輝いていた。部内で話題になった「奇跡の一枚」。せっかくだからと日本農業新聞のコンテストに応募すると、グランプリに選ばれた。「何気なく撮った写真なので、びっくりした」とほほ笑む。

 ○…平塚市在住。動物好きな両親の元、幼稚園の時に小型犬を飼い始めた。以降、ウサギやハムスター、ネコやインコなど様々な動物に囲まれ、成長してきた。「動物がいるのが当たり前。怖いと思ったことがない」と話す。高校選びの時、中央農業高校のパンフレットから見つけた「畜産」の文字に惹かれ、ここしかないと入学を決めた。

 ○…1年次の養鶏の授業が忘れられない。ヒヨコの時から育てたニワトリを自分の手で解体し、食べた。「『命をいただく』ということを理解した。意識が変わった」と振り返る。部活の酪農専門研究部では、23頭の牛に愛情を注ぐ。エサやりや掃除、搾乳など力仕事が多く、疲れたら牛に身を寄せて、一緒に昼寝をする。朝の当番の日の起床時間は5時半。「命を預かっている。絶対に手は抜けない」と話す使命感が仲間にも伝わったのか、部長に指名された。

 ○…学校で牛と向き合う中で、「いつか自分の牧場を持ちたい」という夢ができた。理想は「地域に開かれた牧場」。子ども向けの酪農体験など、部での取り組みや経験が元になっている。帰宅後に、愛犬と触れ合うのが癒しの時間。名前を呼ぶと駆け寄ってきてくれる。「今回の副賞の商品券で、家のモルモットのゲージを新しくしてあげます」。あふれる動物愛は止まらない。

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