藤沢税務署職員を対象に、市内在住の書道家・武田双雲さんを講師に招いた講演会「感謝することと税」が11月8日、同税務署で開かれた。
この講演会は、納税者と直接向き合うことが多い現場職員を武田さんに激励してもらおうと、11月11日から17日までの「税を考える週間」に合わせて開かれたもの。当日は約90人が武田さんの話に耳を傾けた。
ライフワークとして、感謝することの大切さを日々訴えている武田さんは「人間の生理的な思考上、何事もネガティブに捉えがちで、税に対する一般的なイメージもポジティブなものが少ない」と指摘。「一方でその税は、信号機やガードレールといった身近な公共サービスに充てられ、その恩恵に感謝すれば見え方も変わってくる。納税者に税の大切さを伝えるためにはまず、職員の方が自ら率先して税の素晴らしさを感じて職務に従事することが必要」と訴えた。
職員からは「国民のために大切な仕事をしていると励まされた」という感想が聞かれた。
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