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平塚版 公開:2015年11月5日 エリアトップへ

市漁協 農水省「漁村の宝」に選定 農商工連携など評価され

経済

公開:2015年11月5日

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森山裕農林水産大臣(中央)と並ぶ後藤組合長(右)とタマ三郎(左)
森山裕農林水産大臣(中央)と並ぶ後藤組合長(右)とタマ三郎(左)

 内閣官房と農林水産省が主催する農村漁村活性化の優良事例選定プロジェクト「ディスカバー農山漁村の宝」の第2回選定結果が10月29日に発表され、平塚市漁業協同組合(後藤勇組合長)が県内で初めて選ばれた。

 第1回の昨年は23地区が選定。書類選考や有識者懇談会を経て、今年は683地区の応募から27地区が優良事例に選ばれた。今年神奈川県からは10地区の応募があったが、選定されたのは平塚市漁協のみ、県内では第一回目の審査を含め初の事例となった。

 平塚市漁協が応募した活動テーマは「平塚のお魚普及キャンペーン大作戦」。

 黒潮の流れと起伏に富む、恵まれた豊かな漁場を持つ平塚市。江戸時代から続く定置網やシラス船曳などの漁業が盛んだ。しかし、同漁協では昨今の消費者の魚離れや、知名度不足などの問題に直面。現状打破のため、同漁協が2010年に立ち上げたのが、この「大作戦」だ。

 今回の選定では、地産地消を目標に、農商工らと連携し6次産業も絡めながら進める地元産魚介類の知名度の向上への取り組みが大きく評価された。

 作戦開始当初から続くJA湘南の直売所と連携した朝どれ鮮魚の定期的販売や、新港の荷さばき施設の生簀(いけす)を利用し生きたままの魚を販売する「地どれ魚直売会」は、即完売状態の人気イベントに。

 また、市場に回りにくい低利用魚の付加価値を高めたいと昨年オープンした、漁協直営の飲食店兼加工場施設「平塚漁港の食堂」は、県内外からの利用者も多く、新たな地産地消の核となりつつある。

 今回の選定を受け、同漁協は「地域の方の応援でここまで来られ、今回の受賞となった。今回の選定を励みに、より一層作戦を強化しながら普及に努めたい」と話し、同漁協のマスコットキャラクターひらつかタマ三郎も「平塚のお魚に太鼓判だぜ」と話した。

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