元サッカー日本代表選手で、今年5月に神奈川県議会の議長に就任した森正明氏のノンフィクション書籍『日本代表議長 森正明 サッカー選手から地方政治家へ』(発行/タウンニュース社)が28日に出版される。選手から政界に転身した異色の経歴を持つ森氏の話を市内在住のライター、すぎさきともかず氏がまとめた。
森氏はフジタ工業サッカー部に入団し、ベルマーレ平塚(当時)のJリーグ昇格に貢献、トップチームコーチやジュニアユース監督を経て、1999年に県議会議員に初当選した。
書籍では、ベルマーレのJ昇格への軌跡や、親会社撤退によるクラブ存続の危機、市民クラブへの再起、02年日韓W杯のナイジェリア事前キャンプ誘致の舞台裏など、地域の中で育まれたクラブやサッカーの歴史を紹介。政治家とスポーツ選手の両者の目線から、20年東京五輪に向けての持論も語っている。
また、日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問や、川崎フロンターレの風間八宏監督、衆議院議員の河野太郎氏ら森氏ゆかりの著名人との対談も収録された。
森氏は「ベルマーレの歴史や地域の中のスポーツの在り方、地方政治などについて関心を持って読んでいただければ」と話している。
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発行にあわせた書籍販売サイン会が10月29日(土)、湘南ベルマーレ対ヴァンフォーレ甲府戦のあるShonanBMWスタジアムで行われる。販売は午前10時〜午後2時で、森氏のサイン会は正午〜午後1時。書籍は1300円で、市内書店やネット書店での販売も予定している。
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