東海大学の外国人学生寮に住む留学生ら向けに11日、避難訓練が行われた。この訓練は、今年4月に起きた熊本地震をきっかけに実施し、今回で2回目。寮に住み込み留学生をサポートする日本人学生「レジデントアドバイザー(RA)」が主体となり取り組んだ。
RA代表の小林健さん(4年)は、「熊本地震では東海大熊本キャンパスの学生も被災している。あまり地震が起きない国の留学生が動揺しないように、揺れ方や対処法を知ってほしかった」と話す。
平塚市災害対策課や寮を管理する秀和ビルメンテナンスなどの協力もあり、学生たちは起震車で震度7の揺れを体験したり、消火器の使い方や二次災害の危険性を教わったりした。
訓練に参加していたモンゴル人留学生のドルパラム・ジンさん(21)は、来日して初めて地震を経験した。「震度6の揺れでした。日本ではよく起きると聞いていたけれど、心臓がバクバクして、とても怖かった」と振り返り、「大学で建築を学んでいるので、地震について知れてよかった」と話していた。
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