戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュース

公開日:2014.04.19

産院減少、分娩対応維持へ
市立病院は月10件増枠

  • 小田原市立病院

 市内東町の産科医院が4月1日付で休止した。市内での分娩に影響はないか、取材した。



   *  *  *



 現在、市内で分娩が可能なのは小田原市立病院(久野)、永井産婦人科病院(鴨宮)、古橋産婦人科(南町)の3カ所。休止した産科医院は2013年度、309件の分娩に対応した。今年度は、同程度の分娩を3院で請け負う可能性が出てくる。



 そのうち古橋産婦人科は、以前から月6人という受入れ人数を設けており、すでに11月まで予約が入っている。



 もっとも影響を受けそうなのが市立病院。昨年度は788件の分娩に対応していた。すでに4月以降の分娩予約が増加傾向にあり、受入れ件数を前年度比で月10件ほど増やし、対応していく。



 市立病院は西湘地区で唯一、地域周産期母子医療センターに指定されており、分娩時の急変などに対し、高度医療による24時間体制を確保している。担当課は「地域の妊婦さんに安心して分娩に臨んでもらえるよう、万全の備えで取り組んでいきたい」と話している。また永井産婦人科病院は「高度医療機関や総合病院と連携し今まで同様、安心・安全に出産できる環境を提供していきたい」と語った。

 

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの新着記事

    小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS