大井町の渡辺さん 「7代目」を襲名 忍者決定戦で優勝
レース後には会心の笑顔
小田原市観光協会が５月３日に開催した「天下一忍者決定戦」で、大井町金子出身の渡辺拓人さん（20）が優勝し、『７代目風魔小太郎』を襲名した。
同市の北條五代祭りの関連イベントとして小田原城址公園周辺で開催され、市内外から健脚自慢の１００人が参加した。
小田原城の馬出門から学橋までの約１５０ｍのコースを忍者の格好で走り、速さを競うイベント。５代目まで実在したとされる北条家の忍び風魔小太郎の「６代目」を決めようと昨年初めて開催された。渡辺さんは初の挑戦で悲願の称号を手にした。
「歴史好きで忍者にも愛着がある。家族や友人が会場にも来てくれとても喜んでくれたが、出場を勧めてくれた姉が特に喜んでいました」と笑顔で振り返った。
渡辺さんは小田原高を卒業し、現在は横浜国立大学の３年生。今後１年間は「７代目風魔小太郎」として市のＰＲに参加する。
混戦を抜け出しそのままゴール＝5月3日・小田原お堀端通り
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