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奈良町の保護犬団体 小さな命守る支援を クラファンで資金募る

社会

掲載号:2021年8月5日号

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シェルターの保護犬と浅川代表
シェルターの保護犬と浅川代表

 老犬や障害犬を中心に保護する奈良町の保護犬団体「(一社)ケンの家」(浅川晶枝代表)は現在、施設修繕費や医療費への支援を募るクラウドファンディング(以下、CF)を行っている。浅川代表は「保護した犬は最期まで看取る覚悟でお世話をしています。犬が安心して暮らせる環境にできれば。ご支援をお願いします」と呼びかけている。

施設の老朽化激しく

 ケンの家は今年で活動20年目を迎え、これまで保護してきた犬は約700匹。譲渡先が見つからず殺処分対象となりやすい老犬や障害犬、虐待や悪徳繁殖業者などにより身体・精神的に傷ついた犬を中心に保護している。保護犬は動物愛護センターなどから引き取るほか、他の保護犬団体からの連絡で迎えに行くこともあるという。横浜市内をはじめ沖縄など全国から保護対象の犬が集まり、現在は奈良町のシェルターで30匹ほどの犬を保護。25人のスタッフが所属し、毎日2、3人が現場で飼育にあたる。

 体調を崩しやすい犬を世話しているため、月にかかる医療費は平均30万円。長年の活動からシェルターの床や壁、階段の老朽化が激しいが、「医療費が優先になるため、施設の修繕はどうしても後回しになってしまう。壁に穴が開いている部分もあり、犬が安心して暮らせなくなる可能性もある」と浅川代表。冬は体調を崩す犬も増えるため、今回のCFでは施設修繕費とともに医療費の支援も募ることにした。

命の灯絶やさずに

 保護犬を迎えに、市内を回ることもあるという浅川代表。青葉区内の飼い犬については「街中で出会う犬は皆大切にされているなと感じる」と話す。一方、多頭飼育崩壊などによる過酷な状況で過ごした後、同団体で保護されるような犬が「身近にいることを知ってほしい」と語る。

 真正面から命と向き合い、これまで看取った犬は約270匹。別れのたびに辛く「やめようかと思ったことは何度もある。でも自分が活動をやめることで、この子の命が消えてしまうかもしれないと思ったら簡単にやめられない」と浅川代表の意思は固い。

 目標額は350万円。支援はCFサイトA-port(「ケンの家 施設改修プロジェクト」で検索)から。支援額は3000円から10万円まで。リターンは同施設の犬たちの写真で作ったPC・スマホ用壁紙や、同施設に名前入りステッカーが貼られるものなどがある。集まった支援金は目標未達でも寄付される。期限は9月30日(木)午後11時59分まで。

 (問)同団体【メール】kenshouse2011@yahoo.co.jp
 

破損した壁
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浅川代表(左)とスタッフたち
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